情報論理数学特論
Last Modified:April 7, 2019
シラバス
(科目名) 情報論理数学特論
(単位数) 2
(開講期) 前期
(担当学年) 大学院修士
(担当者名) 専任教授 笹尾勤
(授業の概要・目的)
組み合わせ論理回路をメモリを用いて構成する方法を学ぶ.
論理数学、離散数学の応用能力を付け、解析能力や発表技術を磨き上げる。
メモリとFPGAを用いて、パターンマッチング回路を設計する方法を修得する。
受講者には、論理設計、組合せ数学、確率などの基礎知識が必要。
(授業内容)
- 第1回 メモリ, PLA, 連想メモリ (CAM), FPGA。
- 第2回 論理関数の性質、関数分解
- 第3回 マルチプレクサを用いた合成
- 第4回 カスケードに基づく合成
- 第5回 符号化法
- 第6回 C尺度の小さな関数
- 第7回 疎な論理関数のC尺度
- 第8回 LUTを用いた回路実現の演習
- 第9回 インデックス生成関数
- 第10回 ハッシュに基づく合成
- 第11回 変数の個数の削減
- 第12回 種々の実現法
- 第13回 線形変換を用いた変数削減
- 第14回 最新の話題
授業中に適宜、基本的事項の講義と演習を行う。
(教科書)
T. Sasao, "Memory-Based Logic Synthesis," Springer (2011-03).
教材
(参考書)
笹尾勤、"論理設計:スイッチング回路理論”(第4版)、近代科学社、
2005年。
(成績の評価方法・評価基準)
出席回数、および、提出したレポート
単位取得の条件は、70%以上出席し、且つ、レポートを提出すること。
詳細は、
提出方法 を参照。
(その他)
詳細は、http://www.lsi-cad.com/memory_book2019 を参照。
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